東京でお墓づくりをされたい方、またご先祖様のお墓の手直しや建て替えをされたい方のお手伝いをしております、一銀(かずぎん)石材の稲田圭二郎と申します。北区赤羽根のお寺様墓地にて、傾いたお墓のリフォーム工事をさせていただきましたので、ご紹介します。

 

北区赤羽根のお寺様墓地 お墓のリフォーム

 

お墓の傾きにお悩みのお客様からのご相談です。ご自身で工事のお見積もりを石材店に取られると、思ったよりも費用がかかってしまうことが分かり、悩まれていたそうです。そこでお寺様にご相談されて当店をご紹介いただき、まずはお墓を見させていただくことになりました。

 

こちらがお客様のお墓です。コロナウイルスの影響もあり、現地で直接お会いするのではなく私どもだけで確認に伺いました。大きくお墓が傾いているのが分かります。お墓本体は真壁小目石、外柵の上の方の「ならし」と呼ばれる縁石は白河石、その下は大谷石で作られていました。

 

昔樹木があったりした名残なのか、地盤の問題なのか、色々と考えましたが特定するのが難しい状態でした。いずれにしてもお墓本体だけでなく、その下の囲いまですべてが大きく傾いていますので、工事をするなら基礎からしっかりやり直す必要がありますが、まずは地盤の状態等を確認する必要があります。

工事にあたり、お墓を一旦取り外したあと、敷地を掘って地盤の状態を確認して工事の方法を決めていくことをお客様にお話ししました。ご了承をいただいて、工事に入ります。

 

まずはお墓をすべて取り外しました。実際に確認してみると、地盤そのものは特別に問題があるわけではないようでした。ただ、ここまでお墓が傾くのは心配なので、より安心できるお墓にするため深めに土を掘ってセメントと土を混ぜて地盤改良しながら地固めを進めました。写真は、ランマーという機械で地盤を固めています。

 

お隣のお墓との境界近くは、万一機械でお墓の石を傷つけてはいけないので、「タコ」と呼ばれる道具で手作業で固めます。

 

基礎コンクリートを打つ準備をしています。ワイヤーメッシュの鉄筋を組んで、コンクリートを流し込む準備をしています。

 

木枠の中にコンクリートを流し込みます。均一になるように注意しながら丁寧に作業します。最後に表面をきれいにならし、数日養生すると基礎が完成します。

 

外柵の石は、可能ならきれいにしてそのまま使いたかったのですが、確認したところ傷もあり、風化が進んでいました。そこで耐久性があり、費用も抑えることができる中国産の白御影石で新しく作成しました。コーナーの部分にL字の耐震金具を設置するため、アンカーボルトを設置する穴をあけています。

 

L字金具の装着が終わりました。石と石が開いたりずれたりしないようにしっかりと留めています。中央は御影石のカロートです。この上にお墓本体や拝石を設置、砂利を敷いて完成となります。

 

工事完了です!

 

お墓本体は以前からのお墓の石を再度据え付けました。全体を水洗いして、水垢などの汚れは手作業で削って落とし、きれいにしています。

 

風化が進んでいた外柵も、新しい石で作りなおしてきれいになりました。後方の塔婆立ても新しくしました。砂利は、秩父砂利という白い砂利を入れています。費用も抑えることができ、お墓全体がとても明るくなりました!

完成のご報告を差し上げると、早速見に行ってくださったお客様はわざわざお電話をくださり、とても喜ばれていました! 心配されていた傾きが解消され、「こんなに明るくなって、自分のお墓じゃないみたいです!」と、お声を聞いた私もうれしくなるほど喜んでくださいました^^

今回は、傾いたお墓のリフォーム工事でした。傾きを直して安心できるお墓にすることはもちろんですが、なるべく費用がかからないように、ちょうど同じ墓地で入っていた工事と日程を合わせることで工事費用を抑えたり、耐久性がありながらも費用が抑えられる中国材を使用したりと、工夫しながら工事を進め、ご予算面でもお客様のご希望を叶えることができました。その結果とても喜んでいただくことができて、ホッとしています^^

このたびは、お墓のリフォーム工事をお任せいただきありがとうございました。末永く安心してお参りいただけるお墓になるよう、精一杯努めさせていただきました。ご不安なことなどございましたら、いつでもお声かけください^^